ラリックで一番、メジャーなモデルでしょう、コキーユ。
もしかしたら、私が二十数年前に一番最初に買い付けたモデルです。
一番大きなモデルNo1:クープの直径約24cm 皿の直径約30cmから、
5段階でこれらは、No5:クープの直径約13cm、皿の直径約17cm。
飽きる程、たまにちょっと安いなと思うタイミングに買い続けてます。
でも飽きないのは余程完璧な素晴しいデザインなんでしょうね。
割れ難いし、食器だけど、オブジェの様でもあり、美術工芸品でもあり、
美術館に展示されるものが、自宅にあるのはとても嬉しい。
このコキーユシリーズは、戦後の一般大衆に芸術を広めた第一人者の
うちの一つである事は間違いないでしょう。
私が、一番好きなアールデコの時代は、芸術と産業が融合した時代。
めまぐるしく時代が変貌した都市の起源。
何かが変わってゆく、何かが始まる期待感で溢れていたのでしょうね。
タイムスリップ出来るのであれば、是非、1920年代のフランスに
行ってみたいです。
これも多分、私が最初に買ったアールデコの書籍。
PARCO出版のベヴィス・ヒリアー著のアールデコ。
もう今は廃盤ですが、ネットで古本が出てるので入所可能。
モノクロですが、写真も多く、眺める様に読めます。
是非、読んでみてください。(私も久々に読んでみよ。)
たま〜にしか、買い付けないんですけど、たまに手元にあると
とても懐かしい気持ちにさせてくれる、ラリックの一番の定番です。