クリッシーについては、以前にブログに書きました。
”Clichyクリッシーは1855年のパリ万博で素晴しいペーパーウェイト等の
作品でサンルイ、バカラと並んで有名になったガラスメーカーです。
1885年にクリスタル・ド・セーブルに吸収合併されたのでとても短期間
栄えたメーカーです。このループワーク以外にもエナメル細工や色々な
テクニックで優れた作品を創っていて、ホントにバカラやサンルイに
似た作品が多いので見分けが難しいです〜”
で、今回、クリッシーの本が出てたので購入したのですが、、、、、、、
見れば見る程、何がバカラで何がサンルイで何がクリッシーなのか
さっぱり判らなくなるような本で〜(全く同じフォルムの作品が
バカラの本にも、サンルイの本にもあったりするって感じ。)
まあ、もともと、メーカー以外は判らないんだから気にしてなかったのですけど
これ見て、鑑定しようなんて絶対無理〜って放棄しましたwww。
ちゃんと、クリッシー(今は現存しないけど)のメーカーの資料に基づいて
作った本なので、まあ、100パーセントでしょうからね。
昔は、全く同じ物を三社で作ったりしてたんだ〜って感じです。
まあでも、中には数点、あ、これってクリッシーなんだというものもあるので
見てて楽しいのですけどね。何点かは、あ、これバカラって言ってたけど
クリッシーなんだ(汗)ていうものもあります。。。
まあ、クオリティは最高、希少性も最高なので、問題ないと思いますけど。
まあまあ衝撃的な本でした〜
で、これは、その本にとても似たものが載っていて多分、クリッシー。
多分ね。もしかしたらバカラかもしれないかもしれないけど多分、違って
Clichyだと思います。この本買ってなかったらバカラって書いてるかなwww
でも、もしかしたらバカラかもなんて感じになるんですよ。この本見たらね。
素晴しく面取りされたカットのステムが美しいです。
で、上部の葉のグラヴィールもなんとも渋いです。
アシッドエッチングでなく、ちゃんとハンドでグラヴィールされています。
(虫眼鏡で見るととてもそれが良くわかります。)
ああ〜やっぱりスーパー接写出来るデジカメ買おうかなあ〜
とってもクオリティの高い素晴しい、シャンパンクープです。
いいですよ〜かなりお薦め。
口径8.7cm/高さ11cm 容量満水170ml/八分目110ml