英国のグラスが続きます。これもコレクション系です。
ジャコバイト・グラス”Jacobite” は英国の歴史に深く関係する
グラスです。このグラスの事を知る為にはとりあえずこれを読んで下さい。
ジャコバイト(wiki)
それと、
このリンク先はとても優れているので是非!
(リンクフリーだそうですので、リンクさせてもらいます。)
ここのジャコバイトグラスを参照して下さい。
で、と〜っても簡単に省略して書くとすれば、
名誉革命でオランダよりウィリアム3世を王として招き、王であった
ジェームズ2世をフランスに追い出したのですが、その行為に
ジェームス2世こそ、英国の王だ!と、ジェームス2世(と、その息子)
を支持した人たちの事をジャコバイトというのです。
ジェームズのラテン語の名前が"Jacobus"なので、Jacobiteと
なったようです。
その時に、ジャコバイト達が集まり、乾杯する時に使用したグラスが
ジャコバイトグラスと呼ばれ、いわゆるフリーメイソンのグラスのような
お決まりのシンボルが刻まれています。
人物は勿論ジェームズ2世、薔薇の花は英国の王位の象徴、薔薇の蕾は
次期王位のもの。オークの葉はスチュワート家のシンボル
アザミの花はスコットランドの王位の象徴などなど、楽しいです。
このグラスはそのリアルタイムのジャコバイトグラスのレプリカです。
1890~1900年頃の物です。Stevens&Williamsかも。作風的に。
本物のジャコバイトグラスはもっと地味です。
なんせ16世紀〜17世紀の物なのですから。
たまに、英国のオークションなどで見かけますが、ネット画像検索で
こんな感じです。
勿論、高額なものが多いです。完全にマニアものですね〜。
私は英国の古いグラスは高尚すぎて無理なので、この19世紀後半〜の
ビジュアル的に美しいこのグラスをご紹介です。
あ〜疲れた。とりあえず
google+でご覧ください。
ジャコバイト・リキュールグラス
ジャコバイト・ワイングラス
(WEBSHOPにリンクしています。)