これは、アシッドエッッチングによる花柄のグラス。
英国の1850~1930年頃は優れた酸によるエッチングのグラスが
作られていました。桜の花でしょうか?綺麗です。
しつこいようですが、メチャ軽いです〜
グラヴュールが職人が絵を描くようにグラインダー等の工具でガラスを彫る
のに対して、アシッドエッチングは酸を用いて、グラビュールよりも
一度に多くの物を作る為に開発された技法ですが、様々な過程等
今では作れないような味が生まれて良い物です。
アシッドエッチングでないと表現出来ない図柄等、デザインのセンスが
良い物が多いです。なので、アシッドだからグラビュールの廉価版という
ことは、決してあり得ないです。中途半端なグラヴュールよりは
優れたアシッドエッチングの方が良いかと思います。
高さ16.7cm 口径7.7cm