英国製の鍵付きのデカンタです。
あまりコレクター欲の無い私が、唯一集めたいなと思うものです。
でも、売っちゃうので全然集められないですけどwww
店に出してないのがいくつかあったりするので今回、公開します!
並べると、とてもカッコイイです!
このような蓋のストッパーが付いていて。(素材はクロームかな?)
鍵を開けると、ストッパーが手前に引けて蓋が開く仕組みの物です。
"Betjemann's"のものです!このJohn Betjemann's氏はデキャンタを収納する
いわゆるキャビネットを最初に”Tantalus”タンタロスと名付けた人で
詳細は
こちらからご覧下さいね。英語だけど。WIKIです。
まあ、いわゆる由緒正しき超老舗ブランドです。1880'sです。
"Betjemann's"って銘があるだけで高級品ですwww
タンタロスってギリシャ神話に出てくる人物で、
全知全能の神ゼウスに寵愛されていた、とある王らしく。
不死の身体を持ち、恵まれ過ぎたのか好き放題しすぎて、節操のない人格に
なってしまった結果とんでもない事をしてしまい。罰として、
(ここからwiki引用します。)
”神々の激怒を買ったタンタロスは、タルタロスに送られ、沼の上に枝を広げた
果樹に吊された。沼の水は満ちてきてあごまで届くが、タンタロスがそれを
飲もうとして身をかがめるとあっという間に引いてしまう。
果樹の枝にはさまざまな果実が実っているが、タンタロスがこれに手を触れようとすると、
たちまち一陣の風が吹き起こって枝を舞い上げてしまう。
こうして、タンタロスは不死の体が仇となって永遠に止むことのない
飢えと渇きに苛まれつづけている。
このことからヨーロッパ系の言語ではタンタロスは欲しい物が目の前にあるのに
手が届かないじれったい苦しみの代名詞、慣用句に用いられる。
例えば英語の動詞「tantalize」は「欲しいものを見せびらかしてじらす」という意味である。
また、フランス語の「supplice de Tantale」(直訳すると「タンタロスの責め」)は
「欲しい物が目の前にあるのに手が届かない苦しみ」という意味である。”
”タンタロス”状態になってしまわないように、気をつけないとな〜
と、身が引き締まる思いのデカンタですねwww
このデカンタは昨日載せた、サンルイのデカンタと似ていますが、これは
英国製です。やはり、比べると、英国製は質実剛健
真面目なカットにこだわったデカンタで、サンルイのは、フランスらしい
より美しく見せるデザイン重視です。
まあ、年代が違うので比べても仕方ないですけど。
底部分に少し傷があります。気になる方はお問い合わせ下さい。
底の中程なので、あまり気にならない感じです。
その他の部分は奇跡的に無傷です。
高さ22cm 横幅8cm 容量満水600ml
1880's 英国
デカンタは全部紹介した後にまとめてWEBSHOPに載せます。
一週間分あります☆