水曜日深夜にBAR KUGELに出掛けて京都を代表するバーテンダー西田様に
シャンパングラスの容量について訪ねました。
いや〜なんだかマジックショーを見ている様でした。
ピッチャーに水を注いで、グラスを7脚並べて、一脚ずつ、適量迄
入れながら、ポイントを教えて下さってたのですが、最後の一脚の
グラスに適量の水が入った時点でピッチャーは空に!
え!最初から判ってこの七つのグラスを選ばれたのか?
と、ビックリしていました。
容量についてはSTUDYの記事にしようと思い、今、製作中。
写真も撮らせて頂いたし。本当に感謝です。
プロの方の手さばきって本当にうっとりしてしまう程、動きが綺麗です。
そして、容量や形状についての講義の途中に、この右のグラス(適量入ってる)
のこの量は左のグラスの満水ぐらいなんですよ。と、言いながら注がれると!
おお〜本当にジャスト満水!素晴らしい〜マジックみたいだ〜と大喜びでした。
ここまでくるとプロを越えて、職人も越えて、ホント、神のレベルです。
で、このルイ15世、クーゲルの置きグラスなんですが、私の置きグラスでは
ありません!実は二客もあります〜二人の別々の美女の方がプレゼントされて
置かれているグラスです。
ウィキペディアのルイ15世のページを読むと
ルイ15世は政治よりも愛妾ポンパドゥール夫人やその後に続くデュ・バリー夫人を
溺愛して国政を弛緩させた。特にポンパドゥール夫人はルイ15世のために、
フォンテンブローの森にいわゆるハレムにあたる鹿の園を開設した。
と、書かれていて、他の記事を読んでも、色男、浪費家、そんな内容ばかりです。
とってもいい感じですね〜ロマンティック〜〜〜
こういう人、イマドキ、そうそう居ませんよね。
(最後は天然痘で亡くなられたそうですが、、、)
人生、うつつを抜かせる様な事なんてそう沢山は無いから。
現実には無理でもこのグラスでシャンパンを飲んでいる間は
ポンパドゥール夫人とルイ・15世になれるかもしれません。
なーんて、ベタなシナリオですが、ベタな程、有効だったりします。
あ、うちの店、あと百脚くらいこのルイ15世があるので売ろうとして
こんな記事書いてる訳ではありません〜あと数脚です。