ずーっと行きたかった憧れの”由布高原美術館に行ってきました!
もううちの店がオープンする以前よりアンティークグラスを収集されていた
コレクターK氏のコレクションは、壮観でした。
メインフロアの二階へ上がったところ。
この期間はフランスのグラス展が開催されていて、当店よりお買い上げいただいた
私が、扱ったグラスの中で、これはもう見つけられないであろうベストテンの
いくつかがありました。
いきなり、一番思い出深いグラスを。
サンルイの1860年頃でしょうか、猿の音楽隊がグラヴィールされています。
ボルドーの色がたまりません。素晴しいグラスです。
今だったらいくら位するんだろう?と考える余地がないです。
多分、もう出てこないでしょうから。
それと、このグラスの仲間のグラスが、また素晴しい。
同じくサンルイ。上のボウルと、ステムからフットにかけてのデザインが
アンバランスで居ながらとても美しく調和しています。
ステムとフットのホワイト×ピンクが素敵です。ヴェネチアンの技法を
取り入れ、さらにフランスのセンスでレベルアップさせた見事な
コラボレーションです。
次はバカラのデカンタ。良いですよ〜
これも同時代のものです。蓋のところにマリア様が。
細工もヴェネチアの最高技術をより正確に。と言う感じで
もう完璧です。この時代のバカラ&フランスのグラスは一番好きな
カテゴリのもので、店にもいくつか有りますが、やはり、これらを見ると
なんだかなあ〜
あ〜こんなグラスに今から巡り会える可能性はあるんでしょうかね?
と、少しな複雑な気持ちにさせるご対面でした。
このフランスのグラスの展示がしてあるのは右手のショーケース一帯です。
他にも勿論、ガレ、ドーム、ルソー等の有名どころもあります。
ガレのカップ&ソーサーでさえ、最近見ないなあ。
そして、私が見た事が無いカテゴリのグラス達が、、、
二階手前のエリアに。
古代のローマングラス。見事に銀化しています。それでいてこの大きさで
最高のコンディション!世界的にも貴重ですね。
世界各国のグラスも展示されていて、
ボヘミアのグラスも名品が揃ってます。
中国の乾隆ガラスも。
日本の薩摩切子も!
長崎ビードロまであります〜
と、きりがないので、是非、一度、由布院に行って
由布高原美術館に行って下さい。
http://kanko.gnavi.co.jp/spot/40/44000340.html
トンボ玉のネックレス等も販売されていて、お土産にも良いですよ〜